「離婚した現実をまだ受け入れられない…毎日抜け殻のように過ごしている…」
「離れて暮らす子どもに会いたくて、気が付くと涙が溢れてくる…」
「前を向いて元気に生きていくべきなのは分かっているけど、立ち直れない…」
この記事を見ていただいてるあなたも現在、このような悩みを抱えて苦しんでいませんか?
離婚後の苦しみは想像以上ですし、精神面だけでなく健康を害したり、生活が荒れてしまったりしますよね。
立ち直りたいけど、立ち直れない。
前に進まなきゃと分かっちゃいるけど、簡単には切り替えられない。
あなたも、そう感じていませんか?
実際に離婚を経験して苦しんだ私だからこそ、離婚後の男性の立ち直りに向けて実践できる具体的な提案をお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、立ち直りに向けた第一歩を踏み出していただければとても嬉しいです!
1章:離婚後の男性の立ち直りが難しい理由
離婚後の男性の立ち直りが難しい理由は大きく分けると5つに分類されます。
①子どもに会いたい
離婚後、多くの男性は子どもとの関係が大きく変わることに直面します。
日本では親権をもつのが元妻である場合が多いため、子どもとの面会が限られたり、以前のように頻繁には遊ぶことができなくなります。
子どもとの距離が生じることで、深い寂しさを感じ、失われた父親としての役割に対する悲しみを感じてしまうのです。
②自己否定や後悔の気持ち
私もそうでしたが、離婚した男性というのは自己否定や後悔の気持ちに苛まれます。
過去の関係や自分の行動を振り返り、「もっとこうすれば良かった」という思いに囚われることでしょう。
このような感情が自己否定に繋がり、立ち直りを困難にします。
③急な生活の変化についていけない
離婚は生活のあらゆる面で急激な変化をもたらします。
・何年振りかの単身での生活
・新しい住環境
・日常のルーチンの変化
など、これらの変化に適応するのはとても難しいこと。
特に、以前は配偶者が担っていた食事や掃除を一人で背負うことは大きなストレスとなり得ます。
④離婚する前の生活に未練が残る
離婚後も、以前の生活や関係に対する未練を持つ男性は少なくありません。
・家族として過ごした時間
・共有した思い出
・習慣化した生活スタイル
など、失われたものに対する感情は、そう簡単に切り替えられるものではありません。
⑤お金のことが心配
離婚は経済的な影響も大きく、特に男性は養育費の支払いや資産分割による金銭的な負担を感じることが多いです。
また、単身での生活費や新しい住まいの費用など、経済的な不安は日常生活の大きなストレスに。。
金銭的な問題が精神的な負担をより大きくし、立ち直りを難しくする一因となります。
2章:離婚後の男性の立ち直り方!今日から実践できる7つの提案
離婚は、人生の新たな始まりを意味することもあります。
離婚は大きな変化であり、多くの男性にとっては未知の挑戦。
しかし、この新しいスタートは、自己発見と成長の素晴らしい機会にもなり得ます。
今日から始められる、離婚後の男性のための「立ち直り方」として7つの具体的な提案をご紹介します。
2-1:感情日記をつけよう|思考が整理されて、具体的な解決策が浮かぶ
心の整理、始めの一歩。
離婚後の心の乱れは、誰にでも起こり得ること。
その感情を整理し、クリアにするための1つの方法が、感情日記の習慣です。
日々の感情を書き留めることで、心の乱れが整理され、問題への具体的な解決策が見えてくるのです。
<実践するための具体的なステップ>
①日常に取り入れる
毎日同じ時間を決めて日記を書く習慣を身につけましょう。
オススメは寝る前。1日の出来事を振り返る時間が最適です。
②正直な自己表現
日記には、その日感じた喜びも悲しみも、ありのままに記録します。
自分自身に正直であることを必ず守りましょう。
③ポジティブな変化を記録
どんな小さな幸せや進歩も見逃さない!
日記に書き留めていくことで、日々の成長が感じられるでしょう。
感情日記は、離婚後の立ち直りを支援するシンプルながらも効果的な方法です。
毎日少しずつ、自分の心に耳を傾けることで、混乱した感情を整理し、前向きな解決策を見つける手助けになるでしょう。
2-2:落ち込んだら運動|散歩を日課にして脳をリラックス
運動が心にもたらす好影響を知る。
離婚後の気分の落ち込みは、体を動かすことで大きく改善できます。
特に散歩は気軽に始められる運動であり、脳をリラックスさせる効果があります。
自然の中を歩くことで、心が穏やかになり、ストレスが軽減されることを実感できるでしょう。
<実践のポイント>
①定期的な習慣に
決まった曜日・時間に散歩をすることで、ルーティンを作りましょう。
特に、日曜朝イチの散歩は、翌週をリフレッシュした気持ちで始めるのに最適です。
②気軽な散策で良い
遠くへ行く必要はありません。
近所を歩くだけでも十分なリラックス効果が得られます。
大切なのは、外に出て新鮮な空気を吸うことです。
③心を開放するイメージで
散歩中は、周囲の自然や街の景色に意識を向け、心を開放しましょう。
日常の悩みから少し離れることで、新たな視点が得られるかもしれません。
混乱した感情を整理し、前向きな解決策を見つける手助けになるでしょう。
散歩は、離婚後の心のケアに非常に有効な方法!
自分のペースで自然の中を歩くことで、心が落ち着き、ストレスが解放されることを実感できます。
散歩を通じて、心身ともにリフレッシュし、新しい一日を始める準備を整えましょう。
2-3:友達に会おう!定期的な食事会を企画|人との繋がりが立ち直りへの近道
人間関係の大切さを再認識しよう!
離婚後の心の回復には、人との繋がりが絶対に欠かせません。
結婚生活をしていた頃には、疎遠になっていた友達が思い浮かびませんか?
そういった友人に連絡を取って、食事にでも誘ってみましょう。
<実践のポイント>
①話題は明るく楽しいものにすることを心がける
どうしても今の苦しさを「分かってほしい」という思いが先走り、自分の不安な気持ちばかりを一方的に話したくなります。
ですが、会話は一方通行ではなくコミュニケーションです。
時間を作って会ってくれている友達のためにも、出来る限り明るく楽しい話題を意識してみましょう。
離婚後の辛い気持ちや状態を話すこともOKですが、暗くなりすぎないように。
男性は客観的なアドバイスも好きな人が多いですから、そういったアドバイスを求めてみることも良いでしょう。
②誰か1人に依存しすぎないこと
話しやすい人、聴き上手だと感じる人など、会う頻度はどうしても特定の誰かに偏ってしまいがちです。
しかしながら、相手にも生活がありますし、特定の1人に依存することは避けることをオススメします。
視点が偏ってしまいますし、もしあなたの元を友達が去ってしまったら、それはまた大きな傷を心に負うことにもなりかねません。
複数の友人と、定期的なコミュニケーションを取ることを意識してください。
③定期的な企画を自分から発信する
予定や行き場所は相手任せでなく、こちら側から主体的に提案していきましょう。
結婚している男性でも誘ってOKです!
外へ遊びに行きたい気持ちはあるけれど、なかなか出づらいと思っている既婚男性は多いものです。
(あなたもおそらくそうだったのでは?)
ですから、遠慮なく誘ってみましょう。
勿論、相手の予定を配慮することは必要ですので、無理な誘いは避けてくださいね。
2-4:小さな「楽しい」を見つける|結婚生活ではできなかった趣味を再開
趣味を充実させて生活に彩りを持たせる工夫を!
離婚後はとても苦しい時期でもありますが、同時に新たな始まりの時でもあります。
私たちは前を向いて生きていくしかないのですから。
結婚生活中に時間がなくてできなかった趣味を再開することは、自分自身を再発見し、日々の生活に楽しみを加えるとても素晴らしい方法です。
小さな「楽しい」を見つけることで、心にポジティブな変化をもたらします。
<実践のポイント>
①以前楽しんでいた趣味と、その感覚を思い出す
結婚する前には夢中になっていた趣味はどんなものがありますか?
きっと、時間もお金もかけていたことでしょう。
再開するタイミングが来たと思い、今日からすぐに再開してみてください!
その感覚を完全に取り戻す頃、あなたの心は前向きに変わっているはず。
趣味の再開が今ここから、あなたの心を満たしてくれるキッカケになります。
②コミュニティがあれば参加しよう
趣味を共有できるコミュニティやグループがあればぜひ参加してください。
同じ興味を持つ人々との交流ができるという環境は、離婚後の立ち直りを目指すあなたにとってこれ以上ない後押しとなるでしょう。
同時に、価値観の似た人たちとの新たな友情を育むきっかけにもなります。
コミュニティは、同志として温かく迎え入れてくれるでしょうから、勇気を出して一歩を踏み出してください。
③新しい趣味を見つける工夫もしてみる
離婚後の立ち直りに趣味はとても大きな効果があるため、これといった趣味がない方もこの機会に新たな趣味を探してみましょう!
料理や読書、ゲームなど小さなことからでも良いです。
熱中できる環境があることは、ふさぎ込んでしまう状態を救ってくれますよ。
2-5:自分だけのリラックスタイムを探す|岩盤浴やマッサージ、コミュニティへの参加
心身のリフレッシュ、自分だけの時間を持とう!
離婚後の立ち直りに向けて、自分自身をケアすることはとても大切です。
岩盤浴やマッサージ、趣味のコミュニティへの参加は、ストレスを軽減し、心身ともにリラックスするのに役立ちます。
自分だけの特別な時間を意識的に作り、日々の生活に癒しを取り入れましょう。
<実践のポイント>
①近場のリラクゼーションに行ってみよう
離婚後のストレスで心身共に疲れ果てている今こそ、積極的にリラクゼーションを体験する時間を作りましょう。
実際に行ってみると、自分で想像している以上に身体も心も疲れていることを自覚できるかと思います。
特に岩盤浴はリーズナブルな価格で身体中の老廃物を排出できます!
身体の緊張を和らげ、リラックスできる、自分に合った場所を探しましょう。
②週末に時間を確保
土日休みの方であれば、金曜日の仕事終わりに訪れる予定を組むのが良いでしょう。
友達と会う時間があればそちらを優先してほしいですが、1人で過ごす週末の夜はどうしてもネガティブな気持ちに傾きやすいです。
そうならないためにも、一週間の疲れをリフレッシュし、帰宅後はぐっすり眠れる環境を作ってください。
リラクゼーションの後は本当に熟睡感が全く違いますから、これを読んだ後の週末から実践してみてくださいね。
③趣味のコミュニティに参加
楽しみを見つける部分と被りますが、コミュニティへの参加は特に心の緊張を解きほぐす大きな効果があります。
自分は世界に1人取り残されたわけじゃない、同じ価値観を持つ仲間がいる。
こうした現実を実感できることがどれほど大きいことか。
心身共に疲れ果てている今こそ、心のリラクゼーションとしてコミュニティへの参加をぜひともしてください。
2-6:毎日の小さな目標設定を日課に|小さな目標で達成感と自己肯定感を育む
日々の小さな成功体験の積み重ねていこう!
私自身もそうでしたが、離婚後の生活は困難の連続でしょう。
そのため、ネガティブに偏らないためにも毎日の小さな目標を設定することが大切です!
日々の小さな達成感を感じ、自己肯定感を育むと同時に生活のリズムを取り戻すことができます。
目標は簡単なもので十分。小さな一歩の積み重ねが、離婚後の立ち直りへと導いてくれますよ。
<実践のポイント>
①現実的な小さな目標を3つ、手帳に書き込む
多すぎず少なすぎず、3つというのは実現可能かつ小さな努力を必要とする最適な数。
仕事面、私生活の面、健康面など、ジャンルの違う目標を設定しましょう。
例えば、「今日はお客様に送るDMのコンセプトを決める」「趣味に1時間没頭してみる」「腹筋と腕立て伏せを10回ずつやる」など、達成可能な小さな目標から始めましょう。
目標の設定については、質も大切。
設定だけをして達成できないと自己肯定感が下がってしまい、よりネガティブになってしまいます。
あまりに簡単すぎても、できて当たり前と思い達成感を感じません。
適度な努力を必要とする目標を、考えてみましょう!
②手帳へのチェックと、短い日記を付ける
目標を達成したら、まずは手帳に書き込んだ部分を赤ペンでチェックしましょう。
そして出来事や感情を短く日記として記録します。
これにより、達成感を感じながら、積み重ねている出来事と感情の動きを客観的に振り返ることができます。
③小さな目標設定と振り返りを毎日のルーティンにする
目標設定と振り返りを毎日のルーティンにしましょう!
朝はバタバタして忙しい方も多いでしょうから、おススメは夜眠る前の時間。
今までスマホを見ていた時間を置き換えましょう。
一日の振り返りをすると同時に、希望に満ちた翌日を迎えられる準備をする。
ネガティブになりやすい夜にこそ、前向きになれるルーティンを持つと良いですよ。
2-7:子どもへの手紙を書こう|幸せを願い、心を込めて書き綴る
心からの言葉で繋がる絆を我が子に届けよう。
離婚は親子関係にも大きな影響を及ぼします。
特に私たち離れて暮らす親はこのようなとき、何ができるでしょうか。
毎日の食事を共にすることも、学校での出来事も聞いてあげることはできない状態。
でも子どもへの手紙を書き溜めていくことは、できるはずです。
面会時に、それが難しいとしても何年後かに、読んでもらうことを想像してください。
心からの思いを伝え、絆を強化しましょう。
子どもへの愛情、彼らの幸せを願う親心、思いを書き綴っていくことで気持ちの整理もできてきます。
<実践のポイント>
①正直な感情を表現する
自分の本当の感情や思いを素直に表現します。
離婚することになっても変わらない子どもへの愛情、幸せな未来への願い、生まれてきてくれたことへの感謝の気持ちなどを率直に綴りましょう。
書いていると涙が溢れるかもしれませんが、一番悲しいのは親の都合で引き離されてしまった子どもたちです。
彼らも頑張っているのですから、その頑張りにエールを送ることをしましょう!
②子どもの目線に立って書く
手紙は子どもが理解しやすいように、興味関心のあることを中心に書きます。
父親として子どもの成長を心から喜んでいる、いつでも一番の味方であり理解者である、そういった気持ちはきっと伝わります!
なによりも大切な我が子、彼らの興味関心には自分も熱心なんだという姿勢を示しましょう。
年齢に合わせて、理解できる言葉で優しく書くことが大切です。
③寂しい悲しいなどではなく、愛情あるポジティブなメッセージを含める
子どもの背中を優しく押すようなメッセージや、近い未来の約束ごとなど。
愛されている、誰よりも応援してくれている、次に会うときの約束など、彼らの自信や期待感を育てることができます。
2章のまとめ
この章では、離婚後のあなたが立ち直るための7ステップをご紹介しました。
これらのステップは、あなたが過去を受け入れ、新しい未来に向かって前進するための指針となるでしょう。
それぞれの提案は実用的で、日常生活に簡単に取り入れることができるものばかり。
今日から一歩ずつ、新しい自分を見つけ、充実した人生を歩み始めましょう!
3章:離婚後、絶対にやってはいけない5つのこと
離婚後の立ち直りに向けて進んでいる男性は、大変なことの連続。
大きな変化に伴い、避けるべき行動があります。
離婚後に陥りがちな罠を知ることは、健康的な新生活への道を切り開く鍵となります。
ここでは、「離婚後、絶対にやってはいけない5つのこと」をご紹介します。
3-1:「どうせ自分は…」と考えて孤立することはNG
自己否定の思考パターンを避けることが大切。
私自身もそうでしたが、離婚後は多くの男性が「どうせ自分は…」という否定的な思考に陥りがちです。
このような自己否定が良い結果をもたらすことはありません!
孤立感を増幅させ、離婚後の立ち直りへの回復の妨げとなります。
それに、自己否定ばかりしている人は客観的に見ても魅力的ではなく、良好な人間関係を築くことへの障壁となりかねません。
離婚は双方に問題があったことを理解し、あなただけが自分を責める必要がないことを理解しましょう。
自分を過小評価することなく、自己受容の重要性を認識することが、前向きな未来への第一歩です。
3-2:アルコールやギャンブルに逃げることは避けよう
断言しますが、逃避行動は問題を解決しません!
離婚後のストレスや孤独感から一時的に逃れるために、アルコールやギャンブルに頼ってしまうこともあるでしょう。
ですが、今後は避けてください!
たしかにこれらは、一時的な快楽や解放感をもたらす部分もあります。
ですが、逃避行動を続けていても根本的な問題解決にはなりません。
長期的に見ると、さらなる問題を引き起こす原因となることがあります。
「依存症」に陥った人を見たことがありますか?
彼らも何かしらの原因があり、アルコールやギャンブルに救いを求め、その結末として依存症になってしまったのだと思います。
そんな姿を我が子に、胸を張って見せられるでしょうか?
間違いなく子どもも、父親のそんな姿は望んでいません。
適度な飲酒や、生活費の範囲内でのギャンブルを否定はしませんが、辛い精神状態から逃げるための行動は絶対に辞めてください。
3-3:すぐに新しいパートナーを見つけることへの焦り
新しい関係へ進むのは慎重に。
離婚後、慣れない1人暮らしはとっても寂しいです。
料理も掃除も大変だし、支えてくれるパートナーが欲しくなりますよね。。
辛い状態の今、新しいパートナーをすぐに見つけようとする焦りは理解できますが、その決断をするには慎重さが必要です。
「なぜ、新しいパートナーが欲しいのか」
双方が幸せになるための、健全な心でそう願っていますか?
そうでない気持ち、感情的な空虚感や孤独を埋めるために急いで新しい関係を築くことは、長期的な幸福にとって必ずしも最善の選択ではありません。
まずは自分自身の感情と向き合い、十分な時間をかけて回復することが重要です。
3-4:子どもに今以上のストレスを与えてはいけない
子どもの心に配慮することは、親としての義務!
離婚後の立ち直りに向けて大変な状況ではありますが、もっと辛い思いをしているのは子どもたちです。
親の都合で振り回され、大きな影響を与えています。
(私自身、我が子に対しては本当に申し訳ない気持ちで今も時折苦しくなります)
環境の変化もあり、それでも前を向いて強く生きている子どもに、今以上の余計なストレスを与えることは避けるべきです。
「パパとママどっちのことが好きなの?」
「本当はパパと一緒に済みたいでしょ?」
などと、答えにくい質問を何度も投げかけたり、母親の悪口を聞かせるのは絶対NG。
ただでさえ、親の離婚で子どもは非常に困惑し、心に負担がかかっています。
子どもの感情に寄り添い、養育費を渡すなど、私たちにできる安定したサポートを提供することが何よりも重要です。
3-5:仕事だけに没頭しすぎない
仕事だけでなく、バランスの取れたライフスタイルを目指して!
離婚後、感情的な空虚感やストレスから逃れるために、仕事に没頭しすぎることはよくありますね。
ですが、仕事だけが生きる道だと考え、必要以上に没頭しすぎることは避けましょう。
仕事は確かに気を紛らわせる効果がありますし、達成感を感じられることも多くあります。
避けるべきは、過度な没頭。
朝早くから夜遅くまで働き、自分の心身を労わることをしない状況に追い込まない。
今以上に心身のバランスを崩してしまえば、回復までに多大な時間を要しますし、そんな父親の姿を子どもが望んでいるはずもありません。
健康的な生活リズムを保ち、仕事とプライベートのバランスを取ることが大切です。
3章のまとめ
この章では、離婚後のあなたが絶対に避けるべき行動をご紹介しました。
つい、取ってしまいがちな行動ですが、意識的に避けるようにしてください。
これらの点に注意を払うことで、感情的な落とし穴を避け、より強く、前向きな未来へと進むことができるでしょう。
これからの新しい人生を、最大限にポジティブなものにするための重要なヒントを、ここに共有します。
4章:実際に立ち直った私の体験談
私自身、5歳の娘とは離れて暮らしています。
離婚後はとても辛く、娘の写真や動画を見ては落ち込み、空虚感に襲われる、そんな毎日の繰り返しでした。
何のために生きていけばいいのか分からなかったですし、娘のために購入した自宅で1人過ごすことも嫌でたまらなかったです。
そんな私ですが、今では仕事も私生活も、そして最愛の娘との関係も、全てにおいて少しずつ立ち直ってきています!
4-1:まずは今できることを全力でやり切ることから
仕事、家の片付け、自分磨き、子どもとの面会に向けた交渉など、今できることの全てを全力でやり切りました。
何もやることがないと空虚感に襲われてしまったため、とにかくスケジュールを埋める意識をして過ごしたことを覚えています。
起床から睡眠までのタイムテーブルを、夜眠る前に作り、悩むことなく動ける仕組みを作っていたことは本当に大きな成果だったと思います。
日記を書くことも、ゲームをして遊ぶことも、新しい服を購入しに行くことも、全てを主体的にスケジューリングしてみませんか?
ネガティブに悩む時間を自分に与えず、かつ仕事だけに没頭させない。
そんな私の体験談を取り入れてくれたらとても嬉しいです。
4-2:自己成長、スキルアップにはお金も時間もかけました
毎日本を必ず読むこと、筋トレをすることを日課にして過ごしたことも大きかったと思います。
目に見えて、知識量が増えていくことが分かり、身体も若い頃のように引き締まっていくことが分かる。
これはとても喜びを感じることです。
習慣になるまでは「今日は面倒だな」と感じることもありましたが、今となってはとても大切な日常の一部。
結局、自分自身を救うことができるのは、最終的には自分しかいないのだなと、思います。
小さな成長を実感することで、少しだけ大きな次なる目標ができる。
その積み重なりが、やがて大きな目標を持つ自分へと押し上げてくれます!
今とても辛いあなたも、1日5分からでも良いから、自己成長やスキルアップに時間を投資してください。
4-3:子どもとの面会交流の交渉、養育費の増額を提案しました
次の恋愛、再婚に大きな比重を置いている人には参考にならないかもしれません。
私自身は、恋愛や再婚に関してはいったん横に置いた形です。
元妻とは、沢山話し合ったことを覚えています。
・子どもとの面会交流を多くしてほしいこと
・泊まりでの交流機会を作ってもらうこと
・子どもに必要な服や備品を買ってあげたいこと
・こちらの条件を聞き入れてもらえるような、満足な養育費について
何度も何度も、諦めずに話し合いました。
子どもに対する愛情を理解してくれた元妻への感謝は、言葉では言い表せないものがあります。
決して生活が楽な状況とは言えませんが、今では毎週我が子と会えています。
会える日を楽しみに、毎日を全力で過ごすこともできますし、どんどん成長していく子どもを見守ることが幸せです。
もしも今、子どもと会える時間を増やしてもらいたいと願っているのであれば、元妻の経済的な状況の支援や子育てへの参加を打診してみてください。
絶対に上手くいくとは限りませんが、子どもへの愛情が本物であれば、簡単に諦めることではないはず。
希望を持って、子どもの幸せのために、できることは全てやり切りましょう!
4-4:向上心に溢れる人たちとの人間関係を大切に過ごしています
人との繋がり、特に人生に対して向上心に溢れる人たちとの関係性を大切に過ごしています。
彼らとの関わりにより、自分自身も「もっと頑張ろう」と思えますし、前向きに生きるパワーを沢山貰っています。
モチベーションを自分で無理に上げるのではなく、環境が自分の心を作ってくれている部分を実感している毎日です。
将来の夢、そのために今月・今週・今日できること、それらに意識が向くことでネガティブに偏っていた自分を変えることができました。
4-5:離婚経験者にも、幸せな結婚生活を続けている人にも相談しました
とにかく自分を変えたかったので、心のケアをする専門家に相談したこともあります。
ですが、抽象的で分かりづらい部分が多く私にとってはあまり参考にならなかったというのが素直な感想です。
それよりも有益だったのは、実際に離婚を経験している人の声。
中には、離婚直後から元気いっぱいで立ち直りとは無縁という人もいましたが、それはそれで1つの価値観として勉強にもなりました。
私と同じように、どん底の精神状態から立ち直るまでの経験を話してくれた人もいました。
そして、現在進行形で結婚生活を幸せに継続している人と関わるのも良いです。
狭い視野に縛られることなく、多様な視点で物事を見ることを知れたのはとても良い刺激になり、立ち直りの大きな要因になったと思います。
「自分もこんな風に立ち直ることができるかも」
「悩んでいたけど、たしかにしょうもないことかもな」
「あれこれ悩むよりも、まずは行動だ」
「幸せな結婚生活に足りなかったのは、思いやりと尊重だったんだ」
など、色々気付いていく過程がとても新鮮で、心を軽くしてくれました!
5章:まとめ
離婚後の男性の立ち直りには、ある程度時間がかかります。
あなただけではないし、共感できる人がいること、辛い状況が永遠に続くわけではないことを知ってください。
今はまだ想像もできないかもしれませんが、数ヶ月後そして数年後のあなたは必ず立ち直りを果たし、新たな人生を前向きに歩んでいることでしょう。
ぜひ、立ち直りに向けてできる具体的なステップを、できるところから実践してみてください。
ほんの少しだけでも良いです。
まずは、ふさぎ込んでしまいがちな現状を少しでも変えることが大切!
離婚後に絶対にやってはいけないNG行動を知り、避けることも大切です。
意識的にNG行動を避けることで、あなたの立ち直りスピードは大きく変わります。
娘のことばかり考えて、何も手に付かなかった私でも立ち直れたのですから、あなたにもきっとできます。
必ず立ち直れると信じて、日々を全力で生きていきましょう!
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